米国のルース・ベネディクトさん(女性)の著作。1946年出版。邦訳は1948年。
この本の存在を知ったのは、大学生のころ。出版から30年後に相当する(読んではいないが)。買ったのは、講談社学術文庫の2021年第44刷(第1冊は2005年)。16年で44冊を重ねているのは、とっても驚き。1年で3回刷り増ししているのです。売れて売れてしかたない。邦訳から、70年も経過しているのに。
読んでみたら、難しい。難しいのが売れているというのが、なんとも悔しい。積ん読の人も多くいるだろうが、読破した人も多くいるだろう。
驚きなのは、著者は、日本に来たことがない。周りの人から得られた情報から、一冊の本を書いたのである。日本を、あらいざらい、調べ上げたのである。驚きなのは、敵国を分析せよ、交戦中の米国の要請なのだという。米国が、この当時のままだとすると、「ロシアのウクライナ侵攻」については、かなり詳しく調べて、調べ尽くしているんだろうな。米国、あなおそろし。
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