『素問』上古天真論に「美其食」(其の食を美とす)とある。こういうシンプルな句が一番難しい。
『老子』80章に「甘其食」(其の食を甘しとす)とある。美は甘(うまい)と同じだから、意味するところは同じである。
上古天真論によれば、「其の食を美とす」れば長寿につながる。なので①~③のどれだろうかといつも考えている。
①好き嫌いしない。嫌いなものを我慢して食べたら、命がちぢみそう。
②好き嫌いの分別を持たない。持たなければ心は動揺しないで静かである。心が静かに生きることにつながるから、長生きできそう。
③腹が減っている。食べ物はこれしかない。好きも嫌いもない。力強く生きられそう。
つまり、②が正解かも。
0 件のコメント:
コメントを投稿