先週の日曜日、森山直太朗が、五木の子守歌を歌っていた。いつものあの調子でうたっていたので、赤ん坊は寝ないだろうな、と思った。抑揚無く、しずかに歌ったほうが良いとおもう。つまらなくて、単調な講義が、眠くなるように。
何年か前に、森山良子が、聖者の行進を歌っていたけど、ルイアームストロングのと比べると、なんか違うなという印象。
調べてみると、葬送の帰り道の歌とのこと。墓場までの歌は、重々しい演奏で故人を悼むためのものに対し、墓場からの帰りの歌は、魂が解放されて天国へ行くことを祝う明るい演奏なのだそう。
開放感がなかったのかも。開放感がにじみ出てくるような人生を歩まないと出てこないかも。
上手に歌うのと、歌が上手なのとは別だねえ。
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