子供のころ。つまり60年ほど前。スプーン(むかしはサジと言っていた)は珍しいもので、さらにフォークは珍しいものでした。右の写真は、カルピスのおまけのロングスプーン。下は、カニフォーク。箸しかなかったので、新しいものは、なんでも欲しかったのでしょう。
50年ほど前では、ウイスキーグラスは、ウイスキーを買うとおまけでついてきましたし、ビールを買ってもビールジョッキがおまけでしたし、ひといきにどうぞと灰皿までついてきました。かくして、家の中に、もらいものの新しい食器が増えていったのです。
新しいものに飛びつく。飛びついたものは捨てない。日本人の習性かと思います。なんと、カニフォークは一度も使ったことがないのに、鎮座しているのです。
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