『温灸読本』が増刷されると連絡を受けました。とりあえずの責を果たして、安心しました。
医道の日本から声をかけていただいた時期と、仲間と入力作業をしていた『千金方』に「灸例篇」が含まれているのを知った時期が重なって、成果となりました。その前だったら、要請を受けないし、受けても書けなっただろうから、まさに機が熟したというものでしょうか。
香川の伝統鍼灸学会学術大会で、仙台の浦山さんから、「誰を対象に書いたの?」と問われました。「見た目は初心者向きだけど、中身は経験者向きだべ」って。日本内経医学会の望月さんからは、仲間と2回読んだ。誤字が多かったとおしかりを受けました。
かくして、本を書くのは、恥を晒すものです。なので、丸山先生も、島田先生も、これを避けていました。初めはその禁を犯すのをためらいましたが、恥を晒すのも人生と思い直して、依頼を受けることにしました。
まずは、増刷の報告まで。
0 件のコメント:
コメントを投稿